ジュニア期のスポーツ栄養②

スポーツをするということ

まず、スポーツをすることは、
リスクも伴うということを
知っておくことが大切です。

身体を動かすとエネルギーの必要量が増え、
細胞も壊れ、酸素を使って運動するので
細胞の酸化がすすみます。

運動をしない人よりも消耗が激しい分、
食事でしっかりと補給する必要があります。

きちんと食事に向き合うことで
身体の活性化、機能向上、
身体能力アップなどの
良い影響を体感できるようになります。

今の自分は
「これまでに食べてきた結果」

人の身体は、
約60兆個の細胞の集合体です。

そして、人の心も体も
食べたものだけでできています。

筋肉、脂肪、骨、髪、お肌などが
食べたものでできていることは、
想像しやすいですが、
「心も?」と思うかもしれません。

感情や思考をつかさどる脳の細胞や
脳のエネルギー源、神経伝達物質、
ホルモン類もすべて、
食べたものからできています。

このことから、しっかり食べることで、
メンタルの安定も期待できるんです。

今の自分は
「これまで食べてきたものの結果」
ということになります。

そして、未来の自分は、
これから食べるものの選択で変えられます。

「何を食べるか」から
  「どう食べるか」へ

スポーツ栄養は特に、
プロテイン、アミノ酸、
ビタミン、ミネラルなどの
サプリメントなどに代表されるように
「何を食べるか」ということに
意識が向けられがちです。

しかし、
「これを食べたから身体が変わる!」
という劇的な食べ物はありません。

「何を食べるか」の前に、
「どう食べるのか」という
食べ方に意識を向けることが、
とっても大切です。

食べ物の力を最大限に引き出すのは、
実は食べ方なのです。

食べることに対する意識改革

身体に入った食べ物が、
どうなっているのか?
イメージしたことがありますか?

ただ食べるのではなく、
メカニズムを意識してイメージをすると、
身体が反応し結果が出やすくなるんです。

食べ物が消化吸収され、
身体で利用されることを
イメージトレーニングします。

「勝つために食べる」
「疲れにくくするために食べる」
「筋力をつける」
などの目的を持って
食事に向き合うことが大切です。

食べ物を受け止める身体の機能

同じ食事でも、効果的に利用するためには
消化と吸収を支える「胃腸の力」を
高めることが大切です。

消化されなければ、吸収できない。
吸収できなければ、
どんなにいい食事でも意味がありません。

そのために、胃腸も筋トレをして
鍛えることがポイントになります。

胃腸は筋肉でできています。
「よく噛んで食べること」は、
胃のぜん動運動を促して
胃腸の筋肉を鍛えることにつながります。

胃腸の筋トレで
胃腸の力がアップすると、
消化吸収力が高まり、
食べたものが「栄養」として
効率よく働けるようになります。

食べ物を受け止める身体の機能を
高めて、強い心と体を作る食べ方は、
しっかり良く噛んで食べること。
実はこれが一番大切なことなんです。

今日からすぐにできることです。
是非、実践してみてくださいね。

【関連記事】
ジュニア期のスポーツ栄養①


この記事を書いたのは:川口朋子

川口朋子の記事一覧はこちら