夏の食養生③ ~「湿」対策~

余分な水分「湿」が原因の夏バテ

日本の夏は高温多湿で、
体内にも余分な水分である「湿」が溜まりがちに。
また、冷たい物を食べ過ぎると水分代謝が低下し、
体に「湿」をためやすくなります。

「湿」は、胃腸などの
消化器系にダメージを与えます。
食欲不振や消化不良をまねき、
疲れやだるさを悪化させてしまいます。

消化器系の働きが悪くなると
消化吸収がうまくできなくなり、
体に必要な「氣」(パワーの源)、
「血」(栄養分)が不足してしまいます。

そんな時には、
「氣」を補う食べ物とともに、
「湿」(余分な水分)を取り除く食べ物を
積極的に摂取することをおすすめします。

「氣」を補う食べ物

「湿」によってダメージを受けると
胃腸の機能が低下し、
「氣」をうまく作り出せなくなります。
そのためパワーの源である「氣」を
補ってくれる食材を積極的に食べて、
胃腸の力をアップさせたいですね。

大豆、枝豆
オクラ、長芋、わかめ、納豆
青じそ、しょうが、みょうが、玉ねぎ、
セロリ、にんにく
うなぎ、いか、たこ、鯵、しじみ、
肉類、とうもろこし、じゃがいも、
かぼちゃ、ゴマ、酢など

余分な水分を取り除く食べ物

体の中の余分な水分「湿」を
スムーズに取り除くことができる食材。
「湿」がしっかり排泄されると、
胃腸の調子がよくなり、
新陳代謝やデトックスも促進されます。

キュウリ、冬瓜、西瓜、メロン、
とうもろこし、クレソン、なす、
豆類、そば、海藻、あさり、しじみなど

他に、香りのあるものや、
代謝をあげてくれる辛味と
一緒にとりましょう。
「氣」の巡りが良くなり
「水」の代謝もよくなりますよ。

是非、食材の薬膳パワーを実感してみてください。

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この記事を書いたのは:川口朋子

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