夏の食養生④ ~「冷え」対策~

「冷え」対策で、夏バテ予防

冬は気温も低いため、
意識的に体を温めようとする方が多いですが
暑い夏は、無意識に
体を冷やし過ぎていることがあります。

薄着の上に、エアコンで体の外側を
直接冷やしがち。
冷たい食事や飲み物を
多くとる機会の多いものです。

例えば、キンキンに冷えたビールや
ジュースを一気に飲んだり、
食欲がないからと言って、
そばやそうめんだけですませる。

そうすると、体が冷えるだけでなく、
胃腸などの消化器系の働きが弱って、
余分な水分である「湿」
溜まってしまいます。

「湿」が体にあると、
体はさらに冷えやすくなってしまいます。

そこで、夏の冷え対策には、
余分な水分を取り除く食べ物と、
体を温める食べ物を、
組み合わせることが効果的です。

余分な水分を取り除く食材の中には、
胡瓜や冬瓜のように
体を冷やす性質を合わせ持つものも
多くあります。

体に「冷え」を感じる人は、
生のまま食べず、
煮たり、焼いたり、炒めたりと
加熱調理をしましょう。

体を温める効果のある食べ物や
薬味野菜(しょうが、にんにくなど)と
組み合わせることをおすすめします。

体を温める食べ物

「温性」の食べ物は、
体を温めて血行をよくし、
新陳代謝を活発にするため、
冷え対策には効果的です。

かぼちゃ、にら、にんにく、ねぎ、しょうが、
赤唐辛子、青じそ、酢   など

余分な水分を取り除く食べ物

「湿」が溜まると、冷えを引き起こし、
血の巡りが悪くなり代謝を低下させます。

「利尿作用」や「発汗作用」が期待できる
食べ物を積極的に摂取しましょう。
体に溜まった余分な水分である 「湿」を
取り除きます。

キュウリ、冬瓜、西瓜、メロン、
とうもろこし、なす、クレソン、みょうが、
パクチー、唐辛子、カレー粉
豆類、そば、海藻、あさり、しじみ  など

まとめ

「夏バテ」とひとことで言っても、
「暑さ」「湿」「冷え」のタイプが混在して、
夏バテの症状を作り出しています。

それぞれを改善する食材を、
食べ過ぎることなく、
自身の体調と相談しながら、
良く噛んで食べることを
おすすめします。

薬膳パワーで、あなたの毎日が
少しでも快適になりますように。

【関連記事】
夏の食養生① ~夏バテの原因3タイプ~
夏の食養生② ~「暑さ」対策~
夏の食養生③ ~「湿」対策~


この記事を書いたのは:川口朋子

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